マイホームは、建てようと決心した段階からさまざまな要素を検討する必要があります。
なかでも立地は重要であり、またそう簡単に変えられるものではありません。
この記事では、マイホームの購入に際し考えておきたい立地を選ぶポイントを、事例をもとに解説しています。
ポイントは数十年後の未来にあり?!マイホームの立地を選んだ実際の事例4つ
マイホームをどのエリア、立地で買うかは非常に悩むところです。
まずは、事例を参考に立地を選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
売却を視野に入れているなら売りやすい立地を選ぶ
家の資産価値は10年もすればなくなってしまいます。
つまり、立地の良し悪しは不動産的な資産価値を左右する、非常に大きなポイントです。
古くともアクセスの良い、人気のある立地にある家は売れます。
将来的に住み替えを考えるならば、立地は絶対的な条件として捉えておきましょう。
子どもの将来に重きをおくのであれば学区や助成金に注目
たとえば、子どものいる世帯に向けた行政サービスは地域によって違います。
場所が変わるだけで学区が変わり、受けられる教育の質にも差が付くということです。
手当の金額も変わってくるので、そういった諸制度は立地決めでも要チェックです。
買い物先となるスーパーや商業施設の充実度も見ておくと良し
スーパーや商業施設は多いにこしたことはありません。
買い物をするのに遠出しなければならない立地は非常に不便です。
ハザードマップのチェックも忘れずに
マイホームの立地を決める際には、ぜひハザードマップもチェックしましょう。
海の近くや大きな河川のある地域なら、海抜についても要チェックです。
ここが良い!と思った場所の海抜が低いなら、三階建ての家を建てる、下をガレージにしてその上に家を建てる、などの工夫も必要です。
マイホームを買って後悔したポイントとは?立地にまつわるエピソード3つ
続いて、マイホームを買ってから後悔したポイントを、実際の意見を基に整理します。
騒音が気になる
物件や間取りはとても気に入ったが、近くに高速道路があったため騒音が気になってしまう、というケースは珍しくありません。
アクセスの良さを意識したために失敗してしまった事例です。
庭の土質まで気にしていなかった
戸建てを建てた際、庭の土質まで注意していなかったために、水はけが悪く困っているという意見もありました。
雨上がりなどは水が溜まらないよう掃除するのが大変です。
家までの通り道が坂道ばかり
立地そのものは良かったが、家の周りに坂道が多くて後悔したという事例です。
特にこうした地域は高齢になってから、生活の足として車が必須となるでしょう。
安全面からも、のちのち後悔してしまう立地と言えます。
















