せっかく中古マンションを購入しても、シックハウス症候群になってしまうと、再度の住み替えも考えなくてはなりません。
今回は中古マンションの購入を検討されている方に向けて、シックハウス症候群にならないためのマンション選びについてお伝えいたします。
どのようなことが原因でシックハウス症候群になるのかを知って、中古マンションを買う時の参考にしてみてくださいね。
中古マンションのシックハウス症候群の原因
まず、シックハウス症候群とはどのような症状なのでしょうか。
＜シックハウス症候群の症状＞
・めまい
・吐き気
・肌の炎症
・せき
・のどの乾燥
・目のかゆみ
・鼻水
化学物質過敏症と似ていると言われますが、そうではありません。
では、中古マンションでシックハウス症候群がおきてしまう原因はなんでしょうか。
原因のひとつは、建材によると言われています。
特に接着剤に含まれている、ホルムアルデヒトが主な原因だと言われています。
ホルムアルデヒトは揮発性の成分を持つことで、長い間空間に存在します。
それを吸ってしまうことで、シックハウス症候群の症状があらわれます。
また、カーペットの防虫剤なども原因のひとつです。
その他、換気がされにくい部屋の場合、カビやダニが発生しやすくなりそれも原因のひとつと言われています。
いくつもの原因が重なり合って、シックハウス症候群と呼ばれます。
ではそうならないための、中古マンションの選び方についてお伝えします。
シックハウス症候群にならないための中古マンションの選び方
シックハウス症候群が社会の問題になったこともあり、2003年に「建築基準法改正」が行われています。
中古マンションの選び方として、2003年以降に建てられた物件を検討するといいでしょう。
また「建築基準法改正」によって、建築材料も規制されるようになりました。
その目安として建材に、「F★★★★」(エフ４スター)という表示が義務付けられました。
4つ星が最高ランクで、2つ星以下は利用が認められていません。
星が多いほど、化学物質の放散量は少なくなります。
また内装の材料についても「F4★★★★」の表示が義務付けられていますので、それらも確認する必要があるでしょう。
また、その他24時間の換気システムを設置することも義務付けられました。
ただ、北側の部屋などは自分の目でカビやダニについて確かめることが必要です。
まとめ
今回は中古マンションの購入を検討されている方に向けて、シックハウス症候群についてお伝えしてきました。
心配なことや不安なことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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