新築一戸建ての購入を検討する場合、まだ若いからバリアフリーは早いかなと感じることはありますか?
バリアフリー住宅は高齢者向けのイメージがありますが、高齢者だけがその対象というわけでありません。
若くても突然車椅子を使う事態になる可能性もありますし、誰でもが心地良く過ごせる仕様でもあるのです。
そこで今回はバリアフリー住宅について、そのポイントと注意点をご紹介します。
新築一戸建てをバリアフリーにする場合のポイント
車椅子での生活をメインに考えるのか、車椅子でも生活できると考えるのかでバリアフリーの程度も変わりますが、まず重要なのは段差です。
玄関・廊下・部屋の間の段差をできるだけなくすことができれば、車椅子の方はもちろんのこと杖を使う高齢者や妊婦さんなどもつまずく心配がなくなり、快適に暮らせます。
水害のことを考えると道路と同じ高さに家を建てるのは現実的ではないので、道路から玄関までの段差にはスロープを設置する、あるいはのちにスロープが設置できる設計にしておくと安心です。
土地の狭い日本では平屋住宅は贅沢とも言え、2階建て以上での住宅が一般的です。
家庭用エレベーターなどの選択肢も増えてはきましたが、数百万円の予算が必要となります。
そこで発想を転換し、1階部分をバリアフリー、2階以上は通常の仕様とします。
子供部屋や趣味部屋が必要な期間は2階までフル活用し、やがて生活サイズが小さくなったらフラットな1階部分だけで安心快適な暮らしをするとよいでしょう。
新築一戸建てをバリアフリーにする場合の注意点
最初から完璧なバリアフリーを目指しても、実際の状況によって必要となる設備や仕様は異なります。
まずは手すりのための下地を埋め込むなどの準備をしておき、建築後20年ほどで水回りや内装をリフォームすると考えて、その際に本格的なバリアフリー仕様の設備を導入するのもよいでしょう。
リフォーム時にバリアフリー化を進める前提で設計しておけば安心ですね。
逆に言えば、若者が新築当初に車椅子の高さのキッチン設備を導入しても高さが合わず、使いにくいキッチンになってしまいます。
高さが変更できるものを選ぶか、その予算を将来のリフォーム代として充てるほうがそのときどきで快適に生活できるでしょう。
このように、特に若い人たちにとってバリアフリーは先を見越しての準備という側面もあるので、新築時にどこまで取り入れるかは考え方次第とも言えます。
















