不動産の購入を検討していると、「SRC造」という言葉を目にすることがあるでしょう。
これは、「鉄筋鉄骨コンクリート造」という建物の工法・構造です。
この鉄筋鉄骨コンクリート造は「鉄骨造」と「鉄筋コンクリート造」両方の特徴をあわせ持つメリットの多い建物として知られています。
そこで今回は、鉄筋鉄骨コンクリート造のメリットとデメリットをくわしくご紹介します。
不動産購入前に構造を知る!鉄筋鉄骨コンクリートのメリット
鉄筋鉄骨コンクリート造とは、鉄筋コンクリート造に鉄骨をプラスした構造です。
硬さと強さが特徴のコンクリート造と、柔らかく粘りのある鉄筋造のメリットをあわせ持ちます。
具体的な鉄筋鉄骨コンクリート造のメリットとして挙げられるのは、次の2点でしょう。
ひとつ目のメリットは、高い耐震性です。
鉄骨の働きで強度が高められるのはもちろん、大きな揺れを分散するため地震による変形にも強く、建物の重みにも耐えやすいです。
さらにコンクリート製のため燃えにくく、揺れだけでなく火災にも強いといえます。
ふたつ目のメリットは、空間を広く使えることです。
鉄筋鉄骨コンクリート造は、その強度の高さから、柱の間隔を広く取れます。
少ない柱で設計できるだけでなく柱や梁をコンパクトにできるため、居住スペースを最大限に取ることが可能です。
不動産購入前に構造を知る!鉄筋鉄骨コンクリートのデメリット
耐震性や居住空間の広さでメリットの多い鉄筋鉄骨コンクリート造ですが、注意したいデメリットも2点あります。
ひとつ目のデメリットは、建設費の高さです。
材料費が高いだけでなく、複雑な工程によって工期も長くなりがちで、その分だけ人件費が多く発生してしまいます。
これらのコストが不動産価格に直結するため、鉄筋鉄骨コンクリート造の不動産は一般的に高額です。
ふたつ目のデメリットは、カビや結露が発生しやすい点です。
鉄筋鉄骨コンクリートだけでなくコンクリート造全般に共通するデメリットですが、気密性が高いがゆえに、湿気がこもりやすくなります。
しかし、コンクリートの特性を理解したうえでこまめに換気したり結露をまめに拭き取ったりすれば、カビの発生は抑えられるでしょう。
















