マンションの構造が住み心地に影響することはご存じでしょうか。
一般的にマンションは、ラーメン構造と呼ばれる柱と梁の組み合わせで土台が造られていますが、その構造について詳しく知っている方は少ないでしょう。
そこで今回は、マンションの購入を検討している方に向けて、マンションの工法の1つである逆梁とは何か、逆梁のメリットデメリットについて解説します。
マンションを購入する前に知っておくべき逆梁とは?
多くのマンションでは、天井から出っ張る形で梁を設置する「順梁」と呼ばれる工法が採用されています。
しかし今回ご紹介する「逆梁」は、順梁とは逆に土台である梁を床から立たせているので、天井の出っ張りをなくすことが可能です。
平坦な天井にすると窓を高く設計できるため、圧迫感のない広々とした印象を与えられます。
また近ごろは「逆梁アウトフレーム」と呼ばれる梁をベランダに出す工法も増えてきています。
この工法を採用されたマンションの外観には重厚感と高級感があるので、そのデザインに魅力を感じて購入を決める方も少なくありません。
今まで構造に興味がなかった方でも見分けられるので、マンションを選ぶ際の材料として検討してみてはいかがでしょうか。
マンション購入前に知っておくべき逆梁のメリットデメリットとは?
マンションの構造が逆梁である場合のメリットデメリットをご紹介します。
逆梁工法である最大のメリットは、先程ご紹介したように天井が平坦で窓の高さに制限がないことです。
広々とした印象を与えることに加え、室内への日当たりものぞめます。
自然の温かみを感じたい方には特におすすめです。
また、逆梁のマンションには床下収納庫が設置されている物件が多くあります。
マンションの購入を検討する際、収納スペースの多さを重視する方は多いでしょう。
逆梁のマンションなら、梁から吊り下げた天井と梁の上に設置された床の間に隙間ができるので、床下収納庫としての使用が可能です。
少しでも収納スペースを増やしたい方は、内覧の際に床下収納がある物件なのか確かめておきましょう。
次にデメリットをご紹介します。
逆梁の最大のデメリットはコストの高さです。
逆梁のマンションは広々とした部屋であることが多いですが、やはりその分コストもかかってしまいます。
そのため、逆梁での建築を避けることも少なくありません。
また、逆梁アウトフレームの場合、順梁よりもコンクリートの面積が広くなるためベランダが狭くなる、子どもが手すりから転落しやすいというデメリットもあります。
ベランダからの景観や子どもの安全性を重視するなら、逆梁アウトフレームを採用したマンションは避けるべきでしょう。
















