一戸建てを購入する場合には家の中だけでなく、家の外側の施工である外構とエクステリアについて配慮する必要があります。
家の外側は日常生活を送ることには無関係かもしれませんが、家の「顔」ですから、人に与える印象を大きく変えることがあります。
今回は一戸建てを購入する時に気になる、外構とエクステリアの違いをまとめました。
一戸建てを購入する時に気になる外構
一戸建てを購入する時に気になる外構とエクステリアの違いを知っておきましょう。
一戸建てにおける外構とは、門やフェンスなど家の外側の設備又は構造そのものを表現しているのに対して、エクステリアは複数の外構から構成された空間を表現しており、インテリアと家具の関係と似ています。
インテリアとは、テーブルやソファーなどの家具を含めた家の中の空間を表現しています。
それに対してエクステリアとは家の外側の空間を指しており、門やフェンスなどの外構を含めた空間を表現しています。
つまり、インテリアと同様、エクステリアを考える時に重要なことは、家の外側を実生活の中でどのように使用するかを念頭に置くことです。
では、一戸建てのエクステリアを構成する外構の内容を知っておきましょう。
家の出入り口である「門扉」、家の敷地を囲う「フェンス」、門扉から玄関口までの「アプローチ」、リビングから広がる「デッキ」、車を格納する「ガレージ」、アプローチ沿いに植える「植栽」、玄関口の「照明」などが挙げられます。
こうした外構の組み合わせによって建物の外観や雰囲気を大きく変えることができるのと同時に、価格も変動します。
建築物以外の敷地が狭ければ外構を設置するスペースも少ないので選択肢が少なく費用を抑えることにつながる一方、敷地が広い場合にはスペースを埋めるために「植栽」をして庭園のようにするのか、一面を「ガレージ」占有スペースにするのかなど費用のこともよく考える必要があります。
つまり、一戸建てを購入する際には建築物以外の敷地の使い方も考える必要があるので、まずエクステリアを決めてから使用可能な外構を選んでいく、という手順を踏むべきです。
一戸建てを購入する時に気になるエクステリア
例えば、子どもが庭で遊べるように施工するのであれば芝生ですし、自動車を2台停めたいのであれば芝生の敷地面積を狭くして駐車場スペースを確保しなければいけません。
また、インテリアとは違い、エクステリアは一戸建ての外側の施工になるので、天候不良の場合は工事が中止になりますし、植栽をする場合には季節によって適した樹木を選ぶ必要がありますので、余裕を持った工事期間を設定する必要があります。
まとめ
一戸建てを購入する時にはインテリアと家具と同様に、エクステリアに合った外構を選ぶことで建築物全体の外観を大きく変えることになります。
工事期間と費用に余裕を持って対応できるように準備しましょう。
一戸建て物件の購入をご検討の方は、ひまわり土地建物へお任せください。